iPhoneを水没や浸水させてしまった場合、余計なことさえしなければ復活できる可能性が格段にアガります。慌ててやってしまいそうな勘違いを6つまとめてみました。
1.iPhoneの電源を入れたり、充電しない
基盤が濡れた状況で電源を入れると、ショートしてiPhone修理不可能レベルの故障を引き起こしてしまいます。完全に乾くまで電源は絶対に入れないように。iPhoneの構造上そんな簡単に乾きません。もしすぐ電源を入れて使えた場合でも、中に水分があると回路が腐食してしまう可能性があります。
2.iPhoneを振って水を出そうとしない
iPhoneを振ってしまうと、まだ水が入っていない所にまで水を移動させてしまう可能性が高いです。本体を振って水を出そうとするのは自殺行為です。
3.iPhoneはすぐに乾かない、乾燥剤に包んでも平均3日
電源を入れたくなるのは分かりますが、電源を入れたらショートして壊れます。水没した瞬間にショートして復旧不可能になっていることもありますが、まだショートしていない可能性だって十分あります。気になるでしょうが、我慢しましょう。
4.iPhoneをドライヤーで乾かさない
ドライヤーで急速に水分を飛ばすことによって、内部のコネクターや基盤のサビ・腐食の進行を早めていまう事があります。またiPhoneの動作保証温度は0℃〜35℃、ドライヤーで急速に温度を上げてしまうと壊れてしまう可能性が非常に高いです。バッテリーに熱を当てるとショートしますので、ドライヤーで乾かそうとするのも自殺行為です。
5.自力で乾燥させて復活する可能性があるのは水分のみ
コーヒーやジュース類をこぼしてしまった場合や、洗濯機で洗ったりドブに落とした場合はプロに修理を依頼しましょう。炭素成分がある状態で電源を入れると回路が焦げる原因となってしまいます。内部を分解してからの洗浄等が必要になってくるため、専門の知識がある方でなければ修理は難しいです。
6.たとえ復活しても、一度水没したiPhoneは急に壊れてしまう可能性が。。。
一度水没したiPhoneはその後回路が錆びてしまったり、腐食してしまったりして壊れてしまう可能性があります。
復活できた場合はすぐにバッックアップしましょう。
万が一に備え、頻繁にバックアップを取っておくことをお勧めします。
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※水没修理の基本処置にて、腐食からパーツ上のコネクターの破損や剥がれが起こっている場合など、状況から技術者が復旧困難と判断した場合は作業を中断する場合も御座います。お客様のiPhoneの復旧に最善を尽くしますが、結果として何も改善せず修理不能に至った場合にも基本処置費用は発生致します。基本処置を実施することでスタッフに過失なく症状が変化する事がございますが予めご了承ください。
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